こんちは、たっつんです。
ブルーライトが色々と生活に影響があると言われている現代ですが、よく「寝る前のスマホはブルーライトの影響があり、睡眠の妨げになる」と言われています。
ブルーライトの影響で眠れない。
それは本当でしょうか?
今回は、睡眠という視点でブルーライトの影響を書いていこうと思います。
まず、ブルーライトが「目の疲れ」の原因であると言われていることに関しては正しいですが、睡眠においてはスマホの画面にかなり顔を近づけたりしない限りは多大な影響を受けることはないとされています。
どちらかと言えば問題はブルーライトよりも、「寝る前のスマホ」です。
寝る前のスマホが睡眠に悪影響
画面に顔を近づけてジッと見続けない限りそこまで影響がないことは先ほど書きました。
「じゃー、別にスマホを寝るまで見ててもいいじゃんか」というとそれは違います。
スマホは情報の塊です。検索したり、動画を見たりすると脳が起きてしまいます。
自分の欲しい情報を見ているときは集中しています。加えて操作することで脳に刺激を与えてしまいます。
これが寝る前のスマホが睡眠に悪影響な理由です。
したがって、寝る前のテレビや読書は刺激が少ないものが良いとされています。
その意味で、情報だらけのスマホは危険です。
眠れているようで、「最初の90分」の質が悪くなります。
レム睡眠とノンレム睡眠があるのはご存知でしょうか?
・レム睡眠は、脳の一部が起きている状態です。レム睡眠時には、記憶の定着や整理が行われていると考えられています。
・ノンレム睡眠は脳が完全に眠っている状態です。パソコンで言うところのシャットダウンです。
私たちはこのレム睡眠とノンレム睡眠を90分~120分程度のサイクルで交互に行っています。
このサイクルの最初の90分~120分が1番深いノンレム睡眠になり、2回目、3回目になるにつれてノンレム睡眠は浅くなっていきます。
そして、最初のノンレム睡眠(最初の90分)に質のいい睡眠ができないと、その後も良質な睡眠がとれません。
脳を使わない状態だと、脳は考えることをやめることで退屈し、眠くなるのですが、スマホを見ているときは脳が退屈することがありません。
原則として、「寝る前はなにも考えない」ことが重要なんです。
少なくとも寝る1時間前にはスマホを見るのはやめましょう。
できれば頭を使うテレビや小難しい本なども、です。
あまりブルーライト関係なくなってしまいましたが、ブルーライトが生活のリズムに影響を与えることは確かなようです。
しかし、ブルーライト=悪いものではありません。
寝起きのブルーライトはむしろ効果的です。
朝、太陽の光を浴びることで私たちは体内時計がリセットできます。
それに近い状態がブルーライトでも可能なんです。
まとめます。
・寝る前にスマホで情報収集はやめよう。
・寝る前は何も考えない。
・脳に負担のかからない退屈なことをして眠くなろう。
です。
ストレスが強い時に寝た気がしないのは、脳が眠れないために質の良い睡眠が取れていないからなんです。
できるだけ嫌なことはスパッと忘れてさっさと寝てしまいましょう!!
ではでは。