こんちはー!
「近くて便利」ことセブンイレブン。
「あなたとコンビに」ことファミリーマート。
ご存知ですか?
はい、すみません。
コンビニのコーヒー、缶コーヒーより安いですね。
で、皆さん感じませんか?。
「コンビニ密集しすぎじゃね?」
というわけで、なんでコンビニが家の周りに大量発生しているかを説明したいと思います。
セブンイレブンは機会損失が大嫌いである
機会損失というのは、一言で言えば「売れるはずだったのに物がなかったので売れなかった=損した」ということです。
セブンイレブンはこれが大嫌いなんです。
「ここにないならファミマ行くか―」ってなったら大変です。
だから商品を1品ずつ管理して売れている商品が欠品しないようにしています。
そのため、1日に何度も商品を補充しているわけです。
「ここになければ近くのセブンイレブンにあれば良い」のかもしれません。
しかし、それを広域で行った場合、配送する運ちゃんの身になって考えてください。
「あっちもこっちも行ってらんねーよ!」
です。私が運ちゃんでも同意見です。
しかし狭い地域だとどうでしょう?10店舗周るとして考えてみてください。
当然狭い地域を巡回するだけでOKです。運ちゃん大喜びです。効率もいい。
これをドミナント方式といいます。
要するに、密集して店舗を構え、地域のお客を独占してしまえという戦略です。
キャンペーンを行った場合も、全てのセブンイレブンにお客が集まります。
いわゆる「弱者の戦略」で、局地戦に持ち込んで得意技で戦うということです。
各店舗で品ぞろえが違うのは、店長の趣味もあるとは思いますが、地域に合ったものを店舗に置くという「局地戦」を「得意」としているからです。
それに加えてセブンイレブンは、通勤や通学で人が通る場所に店舗を構え、生活に密着するという接近戦も得意なんです。
これが「近くて便利」の秘密です。
大手のスーパーの「安いものを大量に並べる」戦略と違い、生活に密着し、「今、お客がなにを望んでいるか」を考えて運営しているんですね。
素晴らしい!!
少しセブンイレブンに行きたくなってきました(笑)
ではこの辺で。